XMには4種類の口座タイプがあります。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- Zero口座
- KIWAMI極口座
それぞれに特徴があるのでどれが自分に合っているのか迷ってしまうのではないでしょうか?
XMの口座タイプは一度決定すると変更することができません。
ですが、XMでは1人8口座まで保有できるので、追加口座を作成することにより別の口座タイプを試すことができます(【参考】XMの追加口座の作り方について)。
この記事ではXMの各口座タイプについて、おすすめ順に解説します。
XM口座タイプおすすめ1位 スタンダード口座
XMの口座タイプおすすめ1位は『スタンダード口座』です。
トレード条件は標準的で、すべてのボーナスが受け取れます。
名前の通り、XMの全口座タイプの中で最もバランスの取れた『スタンダード(標準的な)口座』です。
スタンダード口座のメリット
XMのスタンダード口座のメリットは以下の通りです。
- すべてのボーナスを受け取れる
- 期間限定キャンペーンもほぼ対象になる
- スプレッド等のトレード条件が標準的
- 最小1,000ロットから最大5,000,000ロットまで、幅広いポジションが取れる
KIWAMI極口座やZero口座は入金ボーナスが受け取れなかったり、期間限定キャンペーンで対象外になることもよくあります。一方、スタンダード口座はすべてのボーナスが受け取れて、期間限定キャンペーンもほぼ対象になります。
トレード条件は、スタンダード口座の名前が示す通り『標準的』。最低1pipです。
小ロットから大ロットまで対応しているので、FX初心者から上級者まで使える口座です。
スタンダード口座のデメリット
XMのスタンダード口座のデメリットは以下の通りです。
- KIWAMI極口座やZero口座と比べるとスプレッドが広い
スタンダード口座は、良くも悪くも『標準的』な口座です。スタンダード口座のスプレッドが広すぎる、と思う方はKIWAMI極口座も検討してみてはいかがでしょうか?
スタンダード口座はこんな人におすすめ
XMのスタンダード口座は、以下の方におすすめです。
- 初めてXMを利用する方
- XMの豊富なボーナスをすべて受け取りたい方
- XMを利用するすべての方
スタンダード口座は、XMの全口座タイプの中で最も標準的な口座です。
すべてのボーナスが受け取れて、スプレッドなどの条件も標準的。
XMを使ってみたいという方は、まずはスタンダード口座から始めるのがおすすめです。
なお、「入金ボーナスなんていらない」「とにかくスプレッドが狭い方が良い」という方はKIWAMI極口座の検討をおすすめします。
XM口座タイプおすすめ2位 KIWAMI極口座
XMの口座タイプおすすめ2位は『KIWAMI極口座』です。
スプレッドがスタンダード口座よりも狭く、Zero口座のように手数料が取られません。
一方で、入金ボーナスやロイヤルティプログラム(XMポイント)の対象外です。
入金ボーナスやXMポイントは受け取れませんが、トレード条件が良いので、スタンダード口座の次に使用を検討したい口座です。
KIWAMI極口座のメリット
XMのKIWAMI極口座のメリットは以下の通りです。
- スプレッドがスタンダード口座に比べて狭い(最低0.6pipsから)。
- 取引手数料が無料
KIWAMI極口座はスタンダード口座に比べてスプレッドが狭く設定されています。また、Zero口座のように取引手数料もかかりません。
KIWAMI極口座は、デイトレードやスキャルピングなどの短期トレードを行う場合に特に有利な口座と言えるでしょう。
KIWAMI極口座のデメリット
XMのKIWAMI極口座のデメリットは以下の通りです。
- 入金ボーナスの対象外
- ロイヤルティプログラム(XMポイント)対象外
- 主要銘柄でスワップポイント対象外
KIWAMI極口座は入金ボーナスやXMポイントがもらえません。また、期間限定キャンペーンも対象外になることがあります。
スワップポイントについても、KIWAMI極口座は不利になることがあります。ドル円やユーロ円など、主要な銘柄の多くがスワップポイント対象外です。「スワップポイントが欲しい」という方はスタンダード口座やZero口座の方が良いでしょう。
KIWAMI極口座はこんな人におすすめ
XMのKIWAMI極口座は、以下の方におすすめです。
- 入金ボーナスはいらない(または全額もらった)ので、スプレッドの狭い口座を使いたい
- ロイヤルティプログラム(XMポイント)不要
- デイトレードやスキャルピングをしたい
KIWAMI極口座では入金ボーナスやXMポイントをもらえないので、それらが欲しい方は、スタンダード口座を使用されることをおすすめします。
スタンダード口座で入金ボーナスを全額受け取り、使い切ってから、KIWAMI極口座に移るのはいかがでしょうか?
また、KIWAMI極口座では主要銘柄でスワップポイントが受け取れないため、中長期的なトレードよりもデイトレードやスキャルピングといった短期的なトレードに使用するのがおすすめです。
XM口座タイプおすすめ3位 Zero口座
XMの口座タイプおすすめ3位は『Zero口座』です。
KIWAMI極口座の登場で優位性が低くなってしまったZero口座。
手数料が取られ、その手数料が米ドル建てであることから、米ドル高になると円換算で手数料が増加してしまうというデメリットがあります。
一方、KIWAMI極口座には無いメリットもあります。
Zero口座のメリット
XMのZero口座のメリットは以下の通りです。
- スワップポイントがもらえる
- スプレッド最低0pip
Zero口座では、KIWAMI極口座と違って主要銘柄でもスワップポイントがもらえます。日をまたいでトレードする方でスワップポイントも欲しいという方はZero口座の方が良いかもしれません。
また、スプレッドが最低0pipです。ただし、片道5米ドル、往復10米ドルの手数料がかかります。
Zero口座のデメリット
XMのZero口座のデメリットは以下の通りです。
- 最大レバレッジ500倍
- 手数料がかかる(1ロットにつき片道5米ドル、往復10米ドル)
- 入金ボーナスやロイヤルティプログラムの対象外
レバレッジは最大でも500倍です。他の口座タイプはすべて最大レバレッジ1,000倍ですので、Zero口座のレバレッジは見劣りしてしまいます。
手数料もかかります。建玉時に5米ドル、決済時に5米ドル、往復10米ドルです。
手数料は米ドル建てなので、米ドル高になればなるほど円換算での手数料が増加します。スプレッドと手数料を合計した取引コストは、KIWAMI極口座の方が安くなる可能性があります。
また、Zero口座は入金ボーナスやロイヤルティプログラムの対象外であり、期間限定キャンペーンでも対象外となることが多いです。
Zero口座はこんな人におすすめ
XMのZero口座は、以下の方におすすめです。
- 取引コストを安くして、主要銘柄でスワップポイントを受け取りたい
現状、Zero口座とKIWAMI極口座とを比較すると、Zero口座の方が優位なのは『主要銘柄でもスワップポイントをもらえる』ということくらいです。
どうしてもスワップポイントが欲しい、という方以外はKIWAMI極口座の使用をおすすめします。
XM口座タイプおすすめ4位 マイクロ口座
XMの口座タイプおすすめ4位は『マイクロ口座』です。
マイクロ口座とスタンダード口座との違いは1つ、取引ロットの違いだけです。
- 最小取引ロット:10ロット(MT4)、100ロット(MT5)
- 最大取引ロット:100,000ロット
マイクロ口座は、スタンダード口座と同じ条件で、より小さなロット数でトレードできます。一方で、最大ロット数も小さいので、トレードに慣れてくるとすぐに物足りなく感じるでしょう。
マイクロ口座のメリット
XMのマイクロ口座のメリットは以下の通りです。
- スタンダード口座よりも小さなロットでトレードできる
マイクロ口座の最小取引ロットは、MT4を使用する場合は10ロット、MT5を使用する場合は100ロットです。
一方、スタンダード口座の最小取引ロットは1,000ロットです。
スタンダード口座と同じ条件で、より少ない証拠金でもXMを利用できます。
マイクロ口座のデメリット
XMのマイクロ口座のデメリットは以下の通りです。
- スタンダード口座よりも最大取引ロットが小さい
マイクロ口座の最大取引ロットは、100,000ロットです。
一方、スタンダード口座の最大取引ロットは5,000,000ロットです。
トレードに慣れて証拠金が増えてくると、マイクロ口座の最大ロット数では物足りなくなることでしょう。
マイクロ口座はこんな人におすすめ
XMのマイクロ口座は、以下の方におすすめです。
- スタンダード口座では建玉できない程の少ない証拠金でXMを利用したい
マイクロ口座とスタンダード口座の違いは、建玉できるロット数の違いだけです。
スタンダード口座でも十分小さいロット数(1,000ロット)からトレードできます。
また、最大ロット数を比べても、マイクロ口座が100,000ロットであるのに対して、スタンダード口座は5,000,000ロットまで持てます。
どうしても小さいロットでトレードしたいという方以外は、最初からスタンダード口座の選択を検討してみてはいかがでしょうか?
XMの各口座タイプの違いまとめ
最後に、XMの口座タイプについて、違う部分だけを表示まとめます。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | KIWAMI極口座 | Zero口座 | |
入金ボーナス ロイヤルティプログラム |
あり | あり | なし | なし |
スプレッド | 最低1pip | 最低1pip | 最低0.6pip | 最低0pip |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 |
スワップ | あり | あり | 主要銘柄でなし | あり |
1ロット | 1,000通貨単位 | 100,000通貨単位 | 100,000通貨単位 | 100,000通貨単位 |
手数料 | なし | なし | なし | 片道5米ドル |
最小ロット数 | 10ロット(MT4) 100ロット(MT5) |
1,000ロット | 1,000ロット | 1,000ロット |
最大ロット数 | 100,000ロット | 5,000,000ロット | 5,000,000ロット | 5,000,000ロット |
XMの口座タイプを比較すると、例えば以下の様な使い方が考えられます。
- 最初に、スタンダード口座で入金ボーナスを全額使い切る
- 次に、KIWAMI極口座で低スプレッド高レバレッジ取引をする
他にも使い分けができると思います。
あなたの理想に合った口座タイプを探してみてください。